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【重要】パソコンの初期化に必要な回復ドライブ(リカバリーディスク)の作成方法

2020年8月14日

故障する前に回復ドライブ(リカバリーディスク)を作成する

初期化…工場出荷状態に戻すこと

パソコンを購入したら、緊急時に備えて「回復ドライブ」(旧リカバリーディスク)を作成する必要があります

今までは、リカバリーディスク(CDやDVD)がパソコンに付属されていていましたが、最近ではパソコン本体にその機能が入っています。パソコンが起動できれば、その機能が使えますが、パソコンが起動しなくなったときのために「回復ドライブ」が必要になります。

中身の部品は壊れていないのに、プログラムだけ壊れてしまったと言う場合です。パソコンに負担をかける作業を続けてしまった。やウイルスに攻撃された。などの時に起こります。

故障の原因や状態にもよりますが、初期化(工場出荷状態)に戻すことで、壊れたプログラムを直すことができます。

ココに注意

「回復ドライブ」はパソコン本体の機能のみ、回復します。パソコン内に保存してあるデータ(Excelファイルや写真など)はすべて削除されますので、データのバックアップは定期的にとっておきましょう。

 

リカバリーディスクと回復ドライブの違い

リカバリーディスクと回復ドライブは同じことです。

今まではCDやDVDなどのディスク型メディアでの作成が主流だったので「リカバリーディスク」と呼ばれていましたが、最近はUSBフラッシュメモリで作成することが増えたため、どちらの意味も含めて「回復ドライブ」と呼ばれるようになりました。

 

作成する時期は?いつ作成するの?

ある程度、最初の設定が終わったら、作成しましょう。パソコンを購入してから1月以内をおすすめしています。

日々のアップデートや経年劣化などでパソコンの動きが悪くなり、フリーズが増え初期化したいな。と感じるのは、2,3年たってからがほとんどです。使用頻度が少ない方は、数年異変を感じない場合もあります。急がなくてもよいですが、ウイルスの影響など予期せぬ事態も起こりますので、できるだけ早く作成してしまいましょう。

ちなみに、購入後1週間程度での不具合(強制シャットダウンが多発するなど)は初期不良で対応してもらえる場合が多いので、無理せず購入先に相談しましょう。

 

 

USBかCDか

USBの方が圧倒的に楽です。

CDやDVDはどんなに容量が大きくても、2枚以上の複数になります。どちらも作成するのはバックアップとしては完璧ですが、どちらか1つで十分だと思います。万が一の時は、3,000円程度でメーカーから購入できるものもあります。(古くなり過ぎたパソコンは注意)

 

たけむら
私はUSBおススメ派なので、今回はUSBで作成する手順をまとめますね。

 

USBの種類は?

一番安いのでOK

USBには“容量”があります。容量は8GB、16GB、32GB…と倍数で増えていきます。数字が大きいほどたくさんのデータ(Excelファイルや写真)を保存することができます。

下の“手順0”で回復ドライブの作成に必要な容量を確認して購入してください。

まなみ
平均16GB以上が多いようです。32GBのUSBを用意しましょう。必要な容量のUSBの中で安いものを購入してね。

 

  • Type-A:差込口が大きめの従来のタイプ
  • Type-C:差込口が小さい最近見かけるタイプ

 

回復ドライブを作成する手順

(USBの場合)

step.0 (準備1)必要な容量を確認する

回復ドライブを作成するために、どのタイプのUSBを用意したらよいのか確認します。以下の手順4-1まで進め、〇〇GBが必要です。の数字を確認したら、いったん[キャンセル]をクリックして、作業を中断。必要なUSBを購入し、手順1から進めます。

 

step.0 (準備2)画面の電源OFFとスリープの解除

回復ドライブの作成時間は2時間程度です。作業中に画面がOFFにならないように設定を変更しておきましょう。

\画面の電源OFFとスリープの解除方法/

  1. デスクトップの何も無いところで右クリック→[ディスプレイの設定]→[電源とスリープ]
  2. 【電源に接続時】の「画面」と「スリープ」の設定時間を「なし」を選択
  3. 充電した状態で回復ドライブの作業を開始

 

 

step.1 回復ドライブの画面を管理者として開く

  1. パソコン画面左下の[ここに入力して検索]に「回復」と入力
  2. 表示されたメニューから[管理者として実行]をクリック
  3. 次の表示される[変更を加えることを許可しますか]の[はい]をクリック

 

step.2 回復ドライブの作成

  • [次へ]をクリック

※[次へ]をクリックしても、すぐには開始されません。

 

step.3 お待ちください

  • 数分待ちます

焦らずに、クリックしたり他の作業をしたりしないで待っていてください。

 

step.4 USBフラッシュドライブの接続

  1. ここで用意したUSBをパソコン本体に指す
  2. [次へ]をクリック
  3. [作成]をクリックして開始

この画面で必要なUSBの容量は「16GB以上」と言うことが分かります。「32GB」のUSBを用意しましょう。【準備0】のUSBの容量を確認の場合は、ここでいったん[キャンセル]をクリックして画面を[×]で終了します。

 

step.5 完了を待って終了

作成が終わると「終了しました」のメッセージが表示されます。

画面右下からUSBの終了をして、USBを抜き、大切に保管しておいてください。

 

私は約1時間半かかりました(USB3.0を使用)。時間のある時に作業してくださいね。スクリーンセーバーや自動スリープ機能に注意。【コンセントが繋がっている時は解除する】設定にして実施してください。
まなみ

さらに詳しく

回復ドライブの作成時間は使い始めてからの期間やUSBの種類で異なります。5年近く使って動作が重たくなったパソコンは10時間以上かかって完成しました。USBの種類は3.0より2.0の方が転送速度が遅く、より時間がかかりました。3.0で1時間半かかったパソコンが、2.0では3時間近くかかりました。

 

 

プラスone|パソコンを買い替えるときにやること

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参考
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