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【優秀賞、授賞】コロナ禍でも子どもたちに体験と思い出を!2021PTA壁画プロジェクト

2021年6月7日

 

\コロナは本校のPTA活動にとって、前年度踏襲を断ち切る大きなチャンスになりました。/

コロナ、2年目。

北海道札幌市の春は「まん延防止措置」に加え、2回目の「緊急事態宣言」が発令され、学校行事の変更も余儀なくされる状況となり、私の学校はPTA活動も委員会および係活動のすべてを中止する決断をしました。

コロナでPTAも「やらなくてもいい」活動が明確になり、少しずつ、事務局として身軽になっていくのを実感しています。

でも、子どもたちにとっては1年1年が、大切な1年です。去年と同じく、「何もしない」を繰り返すわけにはいきません。PTAは学校と違う取り組みができるのが魅力です。「私たちができること」を考えてプロジェクトを立ち上げました。

【子どもたちが達成感を味わえること、個の活動でも繋がれること】を掲げて、壁画プロジェクトを進めています。

たけむら
こんにちは。2021年現在、小学校6年生の娘と1年生の息子がいる2児の母です。事務局に3年間携わり、今年度からPTA会長をしています。このページには、今年度コロナ禍での本校のPTAプロジェクトの様子を記録していきます。

 

グラウンドの壁にお花の絵を描く「壁画プロジェクト」

去年から、コロナの影響で「変更」が続き、子どもたちは「変更」に慣れて、もちろん残念だけど「コロナだから仕方がない」と受け入れるようになってきた傾向もありますよね…。そんな子どもたちに甘んじて、大人も何もしないでいいなんてことなはナシですよ。もう、2年目。この状況で出来ることを考えないと。

コロナ禍の活動で大切にしたいこと

  • 中止になるかもしれないと児童がハラハラする計画ではなく、確実に実行できるワクワクすること
  • 達成感を味わえること
  • 過程が見えること
  • 「個」の取り組みでも、繋がれること

 

学校の所有物であるグラウンドのコンクリート塀に全児童でお花の絵を描くことに!

共通言語をつくること

クラス単位での活動でも、全児童で一つのことに取り組むことで、共通の話題ができ同じ目標に向かっている楽しみを味わうことができます。大きな外の壁を活用することで、全児童で進捗を共有できるので、全員で出来ていく過程を楽しみ、学校生活にも彩りを添えましょう!

 

 

プロジェクト内容が決まるまで

クラスでのグループ活動さえ、出来ない状況で、最初の案は没になりました。

最初の「たまごの殻」案は没になった

最初の案は、大きな絵を分割して、クラス単位で絵を描いてパズルのように繋げて完成する内容でした。

キレイに仕上げることが目的ではなく、完成までの過程を楽しみたかったので、だた絵の具で描くのではなく「たまごの殻」を貼って描く方法で、やりたかった。

 

でも、残念ながら私が校長先生に提案したときにはすでに、クラスでのグループ作業すら怪しい時期で、仮に10cm角のパーツを一人1パーツ描いて繋げたとしたら、なんと横幅50m!(児童数は約500人)

それはナイ。

下書きを描くのも大変だし、子どもたちも自分がどの部分を描いているのか全く想像も出来ず、ワクワク感ゼロ…

当初の案では、描くものは区のシンボルなどを描き区民センターや地区センターなどで掲示してもらう計画もしたのですが、横幅50mでは、どこにも飾れず成果を見てもらえない。

 

 

校長先生からの思ってもない提案

グラウンドの壁なら使ってもいいよ

と、校長先生からの神の提案。

これぞ、【目的と手段】が伝わっての代替案。

まなみ
あれ、学校の持ち物だったのですか!!めっちゃ、嬉しい!

大きな壁に、クオリティではなく雰囲気をつくる描き方をするなら、遠くから見て絵になる「花」か「魚」が良いとアドバイスいただき、お花を描くことにしました。

魚にするなら、下地全体を青くしたいけど、そこまで予算がないので、コンクリートに透明の下地のみ塗って、色とりどりのお花を描きます。高学年は後半にして、仕上げに「テントウ虫」などのアクセントをつけてもいいねと。校長先生が図工の先生で、そこを狙った企画は大正解で、良い方向にどんどん進んでいきました☆

活動は図工の時間に取り入れて、描き方の指導もしれくれることになりました。

【できる方法】を考えてくれる校長先生に、感謝でいっぱいです。

 

ここから、

  • 材料と予算
  • 工程と描く時間
  • 承認について
  • お手伝いボランティア

について検討し、書面決議にて承認を得るために、お便りを配付。

たけむら
承認されるか、ちょっとドキドキはした。

今となって考えると、この提案の後すぐに北海道には「緊急事態宣言」が発令されたので、グループ作業前提の活動にしなくてよかったと、校長先生の状況判断に敬服です。

 

感染対策

  • 外のグラウンドで
  • 横幅約50m×高さ1.9mの壁一面に
  • 十分に広がって
  • クラスごとの活動
  • ビニール手袋を履きます

 

プロジェクトが始動するまで

プロジェクトの流れ

  • 校長先生へ提案と承認
  • 材料と描く時間の検討
  • 保護者の承認(書面決議)
  • ボランティアの事前募集
  • (承認後)全保護者へお知らせ
  • ボランティアの正式登録(LINE公式を活用)

※書面決議の議決権行使者はPTA役員と学級代表

外での作業になるので雨天による急な日程変更の可能性を考え、ボランティアの出欠は事務局のLINE公式を活用。

 

お便りの手順

全保護者へPTA委員会活動の中止のお知らせと併せて、議決権行使者(学級代表)へ書面決議、議決権はないけど係や当番になってくれた方へプロジェクトの提案を行い、事前ボランティアを募りました。

この時のボランティア登録の人数が少なければ、承認されたのちに全保護者へお知らせするお便りでボランティアの追加募集をする予定でしたが、予想より、かなり多くの方に登録していただき、とても嬉しい気持ちになりました。

 

  1. 委員会活動の中止のお知らせ(全保護者)
  2. プロジェクトの提案とボランティアの事前募集(議決権行使者・学級代表)
  3. ボランティア事前募集(その他の委員・係・当番)
  4. 承認後プロジェクト始動のお知らせ(全保護者)
  5. ボランティア登録者へLINE公式のお知らせ(2.事前募集で希望した保護者へLINE登録QRコード付きのお便りを配付)
  6. 登録者からLINEへメッセージを貰い、最終登録者とクラス・氏名を把握
  7. 本格的な活動が2学期になることを一斉メッセージで配信

 

 

プロジェク始動(準備)

書面決議による承認を得ることができたので、これからPTA事務局メンバーで

  • 一部の壁で試し塗りをして、
  • 工程と持ち物を確認
  • 起こりうるハプニングを想定して(濡れるし、虫が出る)
  • ボランティアさんへの説明会内容を整理し、
  • お便りを作成

並行して

  • 実際に子どもたちがどう描くか
  • 塗料をこぼすとか

をイメージして、準備をすすめます。

 

児童には

  • 児童へ活動の意義を伝え
  • 簡単な花びらの描き方指導

を校長先生をはじめ先生方がしてくれます。

 

授業に取り入れるって簡単じゃない

実施は

  • 壁の掃除
  • 下地塗り

を夏休み明けに終わらせて、運動会が終わってグラウンドの使用が少なくなった9月中旬に描く予定です。

 

図工の授業の一環として取り入れるために、「教務主任」の先生が、全学年の図工の時間割とにらめっこしてくれています。

校長先生は「造形遊び」分野にいれたらどうかと話してくれていますが、まぁ時間数の調整とか難しいようです。

子どもたちには、「活動の意義」も含めて、絵の描き方や色について指導してもらう必要があります。

一口で壁に絵を描くと言っても、いろんな角度でいろんなポジションの方にかかわってもらわないと、実現できない計画です。

先生方に感謝。

 

インクの準備(7~10月)

インクの量にかなり悩みました。

百均のアクリル絵の具やDIY用のペンキで試し塗りをして、感触を確かめて…

最終的に、同級生の塗装屋さんに相談して、全体の必要な量などをアドバイスをもらいました。

購入した色

  • 下地

大量に使う色は業者に依頼し、少量で良いものは量販店で購入しました。

ペンキは原色でしか購入できないので、他の色は混ぜて作ります。

実際に買い足しながら混ぜてみると、同じ赤でも、業者と量販店のペンキは色味が違い発色や混ぜる比率が異なることがわかり、色をつくるのに、かなり苦戦しました。

 

 

 

 

 

 

 

草刈り(7月)

なんと、驚いたことに、夏休みを前に壁を見てみると、予想以上に草が育ってる!

これではあまりに描きにくいので、夏休み中に少年団の保護者の方と校長先生が草を刈ってくれて、用務員さんが落ち葉の処理をしてくれました。

 

 

壁の掃除(8月)

下地を塗る前に、壁をいったんキレイにしました。

壁掃除の用具は、バケツの寄付を呼びかけ、足りない分のバケツとブラシを購入。

当日は、登録したほとんどのボランティアの方が来てくれて、予想よりも短時間で終えることができました。

 

掃除まで終わった現在、北海道は「まん延防止」期間中で、道が「緊急事態宣言」を国に要請している状況です。「緊急事態宣言」が発令されれば、慎重な判断が必要になります。学校行事の変更に伴い、このプロジェクトの日程の変更の可能性もあり、ヒヤヒヤです。

 

下地塗り(10月)

北海道にも緊急事態宣言が発令され、児童の実施が10月の予定になりました。

下地は、実施の直前に塗るのが望ましいため、延長に延長を重ね、10月の1週目に塗りました。

急な日程調整だったにもかかわらず、たくさんのボタンティアさんにご協力いただき、天気も良かっため、1度目を塗って、少し時間を置き、重ね塗りまですることができました。

 

プロジェクト実施(児童の実施)

 

仕上げ

排水溝のあるブロックや、欠けているブロックは担任外の先生方や職員の方、ボランティアの保護者で描きました。

最終的に、私は3日間に分けで、4つも描くことができたんですが、子どもたちの中に描くって、「こんな大胆に描けないわー」と、すごく勇気がいりますね。最初はグラデーションが上手く表現できず、2,3枚目は子ども心を思い出しながら、子どものような作品に。と考えてみたり…でも、計算でうまく描けるものではありませんね。4枚目、なんとなく慣れてきたころにおしまい。

はじめて描く壁とインク。思ってた通りに表現できなくて、もっと描いたらどうなるんだろう?と、子どもたちが、「ずっと描いていたい」と言っていた気持ちがとてもわかりました。

  • 丘と夜空、グラデ―ジョンならず…

  • 雪の中のお花

  • チューリップ

  • ひらひらのお花

 

 

 

完成

11月2週目、欠席していた児童含め560人の壁画アートが完成しました!

 

区長も見に来てくれました!

 

お便りは簡潔に

通常のPTA会員全体に配布するお便りは、学校のチェックもあるので、もう少し文書としてかしこまったもの(配布先や差出人表記など)ですが、下記のサンプルはLINEで配信したものです。

▼LINEで配信した壁掃除のお礼と、今後の流れ、ペットボトルの募集の案内

LINE公式はPDFを一斉配信できないので、画像にして配信する必要があります。

お便りは長いと読んでもらえないので、視覚的に情報が入るように工夫し、一回に伝える内容も多くて3つまでに留めています。また確定していなくても、次の予定を伝えておくことで、見通しが立ちほったらかし感がないので、待っている方も「待たされている感」なく、待つことができます。

コロナ禍で説明会ができず、ぶっつけ本番。集合が少なく、無駄な説明会がない。と言うのは、働いている保護者にとっては、逆に参加しやすいメリットでもあります。

集合回数が少ないので、事前に開示できる情報は、混乱が生じない程度にできるだけオープンに伝えておくのが円滑に進むコツだと思います。「事務局は学校側」と言う結構な保護者が思っていそうな認識も取り払う。

 

進捗をホームページで

コロナの影響で見通しが立たず、本プロジェクトを参観日や学校公開日に保護者と一緒に取り組むこと計画が難しいため、進捗を学校ホームページに掲載してもらうことにしました。

LINE公式の導入やお便りのPDF化が保護者の負担を軽減するし、時代に沿った動きだと考えていますが、何もかもを一気にデジタル化しては、無関心を加速させるだけ。

まずは動きのある内容をデジタル化して負担を軽減しつつ、馴染ませていきたいと思っています。

 

PTAの活動は児童のプライバシーなどを考慮すると、なかなかインターネット上に公開しにくいケースもあるだろうけど、ちょっと検索するとネガティブな話題が多いし、入学前からざわつのは、守りに入り過ぎて情報が偏ってるんじゃないかと思う。学校の中でも保護者と事務局のコミュニケーションが取りにくいのも、あるよね。

もっと、ポジティブな議論と、情報共有をしてもよいと思うの。なので、ここに綴っています。

 

広報紙が優秀賞 授賞

今年度の広報紙が札幌市PTA協議会 広報紙まつり で【優秀賞】を頂くことが出来ました。

PTAだよりの延長で“番外編”として発行したものが受賞することが出来たのは、活動そのものが評価されたと受け止めています。

ご協力いただいたみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。

校長先生からのメッセージ

今年度の学校経営の中で大切にしていることの一つに「学びを止めない」が言うことを

ここで重要なことは、新型コロナ感染対策等で、通常の教育活動が制限されたとしても、「どうやったらできるのか。」という発想の転換です。何が一人一人の子にとってよいことか、そして幸せかを考え直していくことです。

子どもたちの成長には、見本をなる大人が必要であり、行動で見せることが大切です。

今k内の壁画プロジェクトでは、PTA事務局の方をはじめ保護者の皆様の姿勢が、子どもたちにたくさん伝わったと思います。

本当にありがとうございました。

PTA事務局編集後記

今回の「壁に絵を描くこと」は「手段」であり、「目的」は将来、子どもたちがコロナ禍での小学校生活を思い出した時に、誰も経験したことのない大変な状況でも、楽しい体験ができた★と明るい思い出をつくることでした。

実施にあたり、子どもたちへの指導方法や、時間割の調整、ごみの処分など、校長先生をはじめ教職員の方々には多大なる御理解と御協力を頂きました。

また、業者の方にアドバイスを頂きながら、インクを選定するなど、たくさんの大人の知恵をお借りして、実現することができました。

関わってくださった大人の皆さま、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

竹村真奈美

パソコンの操作からしっかり教える起業コンサルタント パソコン歴16年。インストラクターとして活動しているうちに、起業に関するご相談を受けるようになり、2021年、コンサルタントへ転身を決意しました。 モットーは「行動の先の変化を楽しもう!」 ゴールを設定して、一段ずつ、クリアしていきましょう。

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