去年、保育園の保護者代表挨拶をまとめた記事(母、謝辞を読む)が、たくさん読まれています。私も謝辞を書く時に途方に暮れて先輩にアドバイスをもらいながら書いたので、参考になりました!とメッセージを頂き、誰かのお役に立てていることが、今年の祝辞づくりの励みになりました!
小学校の卒業式は3/23。流石に、読む前に全文を公開するのは気が引けるので、終わったら、公開しますね。
伝えたいことは3つ
よく、伝えたいことは3つにまとめるとよい。と言いますよね。
プレゼンなど、良さを伝える、相手を説得するシーンでは、1つや2つでは説得力に欠け、4つ以上だと、長くなり過ぎるし、要点が捉えられなくなる。
私も、卒業式で伝えたい事はちょうど3つでした。
伝えたい3つのこと
- たくさんの本に触れてほしい
- 多様性を楽しんでほしい
- 挑戦し続けてほしい
たくさんの本に触れてほしい
私はパソコンのインストラクターで、デジタルに触れる時間が多いですが、本も大好きです。ついでに電子書籍よりも、紙の方が好きです。
今はネットですぐに情報やデータを得ることが出来ますが、本はたくさんの人によって完成するもので、ネットでは得られないものがあります。人の気持ちを考えたり、感じたり、想像する時間を大切にしてほしい。と言いう思いを込めました。
多様性を楽しんでほしい
私はグループで行動するのが、あまり好きではありませんでした。今でも、コミュニティとか、そういったものが苦手で一匹狼タイプです。マイペースに、気楽にしたいだけななのに、一人だととても疎外感を感じる…複雑な空気感があるのが中学生。
回りに振り回されることなく、自分を責めたりしないで、自分と向き合ってほしい。と言う気持ちを「周りとの違いも受け入れて、楽しんでほしい」と表現しました。
挑戦し続けてほしい
田舎で育った私の中学時代は、どちらかと言うと、つまらなかったです。スポーツをしてたわけでもないので、特に打ち込むものもなく、ただただ時間が過ぎていった…と言うような感じ。
今でも、中学生ができる挑戦ってどんなことだろう。と私にも正解が分からず、これから娘と考えていく必要があるなと思っています。
でも、子どもたちにはすでに才能が眠っていることは確か。それを自分で発掘することが大切。それをしないと私のように退屈な毎日になる気がして、「挑戦しないということが失敗にすら届かない。」失敗を恐れず、やってみたいと思ったことにはチャレンジしてほしい。と伝えたいと思っています。
書き出しは思い出の振り返りではなく「ありがとう」
検索すると、多くの例文が「小学校生活の振り返り」から始まっています。
が、今年の卒業生は5年生からの2年間、新型コロナウイルスの影響で、まともに行事を行うことが出来ませんでした。
- 運動会は学年別やオンラインで配信となりほぼ、体育。
- 学習発表会も歌が歌えない、クラスを超えての活動が出来ない。
- 宿泊研修や修学旅行は幸い、行くことはできたけど、延期の繰返しで行き先も変更。
など、あげく、6年生から保護者へ感謝を伝える会が中止になり、録画ビデオになりました。
本来は体育館で保護者も集まり、ありがとうのお返しをする予定でしたが、叶いませんでした。
そのお礼を冒頭で話し、伝えたいことの3つに入ることにしました。
和紙に印刷しました
去年の保育園の保護者代表の挨拶では、パラパラと折りたたむ、祝辞専用の「式辞用紙」に印刷したのですが、今年は和紙に印刷をしました。
式辞用紙は印刷しにくいし、私の学校では会長の任期は基本的に3年。卒業式と入学式、これから最低6回は読むことになります。文章を考えるだけで一苦労なのに、印刷のしにくさまで、毎回やってられないと思い、少しでも簡単な方法で印刷することにしました。
A4のインクジェットタイプの和紙を大容量(50枚入り)で購入。
普通のA4用紙なので、のりしろがありません。裏は、マットなタイプの白いマスキングテープで繋いています。
※最初はパタパタの入れ物をやめて、封筒にしようと思ったんだけど、先生に「パタパタでお願いします。」と言われて、パタパタに印刷し直しました。