札幌|パソコンの操作からしっかり教える起業コンサルタント竹村真奈美

たけむらさんのサイト

起業女子あるある|売るモノがわからない

2021年10月25日

私は【起業を決意した女性が「稼げる」ようになり、自分のためにお金を使う女性が増える】ことを目的に女性の起業支援をしています。

その実現のために【パソコンの使い方からしっかり教える起業コンサルタント】としてサービスを展開しています。

私のサービスの特長は【女性が等身大で活動しながらも、収益を上げていけるように、寄り添った、でも勇敢な意思決定の背中を押すこと】です。

あなたも、私と一緒に戦略的に考えて【女性でも、主婦でも、母親でも収益を上げて、女性が自己投資できる】社会を実現してみませんか。

たけむら
2019年にFacebook本社で#起業女子プロジェクトのトレーニング受け、北海道担当トレーナーとなってから、たくさんの起業したい女性に出会いました。これまでのお悩みを振り返り、想いを胸に起業を決した女性がもうワンステップ踏み込めるように私うんちくを記録します。

 

前回のコラム「お金あるある」の整理の仕方です。

「得意なことを仕事にしたい」と漠然と始めると、得意な事って何でも仕事になるような気もして、手の付け方が分からなくなります。

私は【自分のスキルの棚卸】から、【時間でお金がもらえるもの⇒商品にしていく】のが良いかなと思います。

 

業種的には私のような講師業、コーチ、コンサル系の方はイメージしやすいと思います。

 

売り方は3つ

私は起業、フリーランスの「売り方」「働き方」は大きく3つ、あると思っています。

  1. 時間を売る
  2. スキルを売る
  3. 商品を売る
1,時間を売る
ベビーシッターやパソコンレッスンなど、時給換算して売る
2,スキルを売る
美容師さんや講師としてお仕事を受ける
3,商品を売る
物販やイベントを開催してチケットを売るのもここかな?

 

この3つは、1から順にステップアップさせることができますね。

私の場合は、

  1. 「1時間、3,000円の出張パソコンレッスン」で経験を積み
  2. 「1講座、30,000円などの講師」としてお仕事の依頼を受けるようになり
  3. 「1コース、10万円のカリキュラム」など、商品(コンテンツ)に発展させました

高額商品にかかわらず、上記の3ステップで商品(コンテンツ)をつくることができます。

業種によりますが

  • 0:出来ることの棚卸
  • 1:時間単位で売れる売り方にする
  • 2:まとめて講座(パック、コース)にする
  • 3:冊子にまとめてモノにする

こんな感じです。

【1の時間単位で販売する】のフェーズはとても大切だと思います。自分のこなせる仕事と時間の感覚をすることができます。

言いなり、【1案件3万円】などの【2】の販売から始めると、思ったよりも事前準備に時間がかかったり、クライアントさんとのやり取りの多さに気が付いたりして、「時間ばかりかかって割に合わない」などの事態になってしまいます。

 

コンテンツをつくる

【1】の時間単位でばかり働いていると、自分一人のフリーランスはすぐに自分の時間と売上の限界に達します。徐々に【2】を作成する準備をするのがおススメです。

 

フリーになって2年目、私は、【文具で遊ぶ時間_竹村流ペン曼荼羅】と言う商品をつくりました。

もともと、パステルで描いていた曼荼羅アートをペンで描きたいと思い、描いてみたらとても楽しくて、それをブログで公開したら、習ってくれる人がいて【1】ペン曼荼羅を描く時間で販売(どのくらい描けるかわからないけど、とにかく2時間描く)。

そこから【2】の講座が生まれました。

そうこうしているうちに、遠方の方から「会いに行けない距離なので通信で習いたい」とメッセージをもらい【3】通信講座用テキストが生まれました。(当時はオンラインブームの前で、Zoomで簡単に。と言う感覚はありまでした。おかげで商品が生まれました。)

対面で習うと、3,000円ですが、通信講座テキストは最初につくる労力も加算され8,000円で販売。

大々的には宣伝しませんでしたが、パラパラと注文を頂き、商品にしてしまえば、あとは印刷するだけで8,000円で売れていく。とてもよいサイクルになりました。

コンテンツをつくる上で大切なのは、その商品、そのサービス、その時間でどこのゴールを提供するのか、どんな成果物を提供するのかを事前にクライアントさんと共有し、納得してもらうことです。

 

コンセプトが大切

このペン曼荼羅も【文具で遊ぶ時間】とコンセプトを付けたことで、パステル業界とは全然違う「文具好き」の方から注文を頂くことができました。

しかも、今のようにSNSでグループを作ったりなど、コミュニティが流行っていなかったので、起業初期につくったブログからの注文がほとんどでした。

顔の見えない方とのやり取りは、それなりの緊張感がありましたが、お礼が手紙で届くなど、心が温かくなる経験をしました。

今回のコラムで思い出したので、再度リリースしてみようかな。

 

個人事業主は、ずっと仕事のことを考えているし、今は寝る間も惜しめるほど、夢中になれることで起業して遊ぶように仕事をしよう!なんて言われていますが、実際、単価の高くない商品からスタートするのが、起業女子の現状です。

自分が疲弊しないように、ゆくゆく商品(コンテンツ)をつくる。と言うのを念頭に棚卸やサービスの見直しをすると良いと思います。

まなみ
私のサービスのモットーは、代わりにつくる「事務代行」ではなく、自宅でも自分でできる「学び」の提供です。そのための、余分なところは端折り、お伝えします。習得するのに時間がかかる方もいますが、出来るようになっていく達成感と、やりたいときにやれる楽しみを提供するサービスです。
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